最近はTOTOの2代目ドラマーとしてすっかり定着した感のあるSimon Phillipsです。左手リード&ツーバス多点セットによる超絶テクニックもさることながら、この人の一番の魅力はそのロック魂あふれる “一打入魂” ぶりにあると思います。しかも、手数足数は人一倍多いので、饒舌なことこの上ない(笑)。それでも、しっかりロックドラマーしてるところが、さすがブリティッシュロックドラマーの後継者です。
【Streetwise】
続きましては1993年、Zildjan Day Londonでのソロです。オクタバンを活用した一人コールアンドレスポンスから、得意の高速タム回し&ツーバスコンビネーションへと続くこの人らしいソロです。そういえば、一時期流行したTAMAのオクタバンですが、最近はあまり使ってる人を見なくなりました。この人とStewart Copelandくらいでしょうか。たくさんタイコを並べてますが、アイデアをこらしてそれを使いこなしてるところがさすがです。そして何より、気合いの入ったプレイぶりが男らしい!(笑)
【Solo】
教則ビデオの中から。33/8というワケの分からない変拍子をプレイしています(笑)。ロックドラマーのくせに変拍子が得意なのもこの人の特徴ですね。ビデオの中ではこの他にも、5/4、6/8、7/4といろんな変拍子をプレイして見るものをうんざりさせてくれます(笑)。
【Playing 33/8】
個人的には、この人のベストプレイはThe Whoと一緒にツアーしたときのものだと思います。Keith Moonの天然系手数プレイを、テクニカルな形で自分流に消化していて、しかもむちゃくちゃロックでした。(興奮しすぎてミスっちゃってるのもしっかりビデオに入ってます)
しかし意外にも、シンプルなエイトビートもいいんですよねえ。Mick Jaggarのソロアルバム『Primitive Cool』で全曲Simonが叩いてるんですが、ドライブ感とちょっとしたアイデアで、饒舌に叩かなくてもしっかりこの人の色が出てます。楽曲も名曲ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいませ。