さすていん【サステイン】
ドラムの音の余韻。「サステインが長くて、いい音だね」などと使う。安価なドラムセットの場合、サステインが出ないことを値段のせいにしがちであるが、実はチューニング次第で解決されることが多い。
さんてんせっと【3点セット】
バスドラ、タム、フロアタムの必要最小限のセッティングの事。近年流行している。見た目がかっこいい他に、持ち運びが楽、チューニングが簡単、など様々な利点がある。ちなみに海外ではスネアも入れて「4 PIECE SETTING」と呼ぶらしい。なぜ日本人はスネアを数に入れないかは謎。→ワンタム
さんば【サンバ】
ブラジルで生まれた音楽。またはそのリズムパターン。マンボ、サルサ、ソンゴ、ボサノバなどの派生リズムがある。基本的には大勢のパーカッション隊で演奏するべきもので、それをドラムセット1台で再現しようとするから、ドラマーは苦しむことになる。
さんばきっく【サンバキック】
サンバなど、ブラジル系音楽で用いられる特徴的なバスドラのパターン。16分音符の最後のひとつと、次の最初のひとつを連続して踏み続ける。ドラマーにとっては、乗り越えるべき大きな障害のひとつ。
じぇふ・ぽーかろ【ジェフ・ポーカロ】
アメリカ人ドラマー。シンプルなグルーヴの気持ちよさを追求して逝った人。異常にかっこいい得意技を数個持っており、それらを様々な曲で使い回ししながら「馬鹿の一つ覚え」のそしりを逃れた人でもある。また最後までドラムソロを取らず、自分のプレイは最低だと公言してはばからず、この技は誰それのコピーだ、と正直に言ってしまう人でもあった。1992年8月5日没。

しずる【シズル】
ドラム用語的には、ライドシンバルに後付けして、サステインを増幅させるもの。簡単に脱着できるチェーン状のものなどがあり、手軽にジャズドラマー気分を味わうことがことができて便利。何事も気分が大事。
すけべどん【スケベドン】
ロックドラムにおいて多用される『一拍半フレーズ』の一種で、4つの音符でひとつのフレーズとして完結するフレーズのことを、音の語感が似ていることから『スケベドン』などと表現することがある。俗称。
おおまかに言って、『スケベドン』には3種類ある。まずは簡単ながら派手目なフレーズとして大昔からロックでは多用される “スネア•タム•フロアタム•バスドラ” の『大スケベドン』。音程差が大きく、バスドラで解決する感じもキリがいいので、最も利用範囲が広い。次に “スネア•スネア•タム•フロアタム” の『中スケベドン』。これはジェフ•ポーカロがシンコペーションで好んで使ったフレーズで、元々はジャズのフレーズと思われる。右手のダブルストロークの粒立ちも要求されるので、少々難易度が高い。最後は “スネア•スネア•スネア•タム” の『小スケベドン』。軽やかな雰囲気を表現できるが、これもダブルストロークを使うのでやや難易度は高い。なお、『大•中•小』の区別は筆者が勝手に名付けたものなので、ドラマー界では全く汎用性がないので注意。
すたんど【スタンド】
SLY&FAMILY STONEのアルバム、ではなく、ドラム用語的にはドラムやシンバルを立てておくためのハードウェアを指す。これが無いと、ドラムセットは成り立たない。
すねあ【スネア】
スネアドラム。いわゆる小太鼓のこと。ロックドラムにおいては、2拍4拍のバックビートを表現する事が多い。このスネアの音色がドラマーの個性を決める大きな要因となるため、ドラマー達は理想の音色を求めて複数のスネアを所有していることが多い。筆者の様に1個しか持っていない人は珍しい。貧困が世界的な問題であることの証左。