【Books】真像ジョン・ボーナム
本日は、ジョン・ボーナム没から30年の記念日。そこでリットーミュージックから先日出版されたこの本『真像 ジョン・ボーナム ~永遠に轟くレッド・ツェッペリンの“鼓動”』をご紹介しましょう。
| 送信者 10/09/25 ボンゾ本 |
イギリス中部の田舎町、ウースターシャー・レディッチの大工の息子として生れ育ったボンゾの幼少期から、ドラマーとしての腕を磨いた少年期、そしてチャンスを掴んだツェッペリン時代のことまで、ボンゾの身近な人々への取材と通して、意外に知られてなかった人間としてのジョン・ボーナムの姿を詳しく紹介しています。特に若くて未熟な貧乏ドラマーとしてのボンゾの青年期の話は、初めて知るエピソードばかりで興味深いものがありました。
| 送信者 10/09/25 ボンゾ本 |
ボンゾが若かった60年代中期、イギリスの音楽業界はビートルズに端を発した”マージービート”のバンド一色だったんですが、ボンゾの地元バーミンガムの連中はもっと激しい音楽を指向していて、それが後のThe Move(Electric Light Orchestraの前身バンド)や、Black Sabbathだったというのも興味深い話です。
特にELOのドラマー、ベブ・ベヴァンは、ボンゾと通じるヘヴィでシンプルな名ドラマーですが、その彼がボンゾの先輩にあたる地元の仲間だったというのが面白い。バーミンガムにはヘヴィなドラマーを生みだす土壌があるんでしょうか。
| 送信者 10/09/25 ボンゾ本 |
機材紹介のページは、日本版独自編集で追加されたもののようで、ドラムマガジンのボンゾ特集の記事が基になっています。当サイトでも紹介した、『ドラマーのためのドラムテック術』のジェフ・オクルツリーさんのインタビューも掲載されていますね。
| 送信者 10/09/25 ボンゾ本 |
ボンゾがパイステに発注したシンバルリスト(伝票?)も掲載されています。
初期はジャイアントビート、その後2002にスイッチしたことはよく知られていますね。しかし、そのきっかけが2002の15インチサウンドエッジハイハットにあったことは知りませんでした。あのサウンドが気に入ったボンゾは、全てのシンバルを2002に切り替えたんだそうです。
ノーミュートのバスドラの音もそうですが、ハーフオープンの15インチサウンドエッジハイハットとラディック402スネアの音を聴くと、ボンゾって感じがしますよね。
定価2,300円とかなりお高い本ですが、資料としても貴重な写真も満載で、ボンゾ好きなドラマーなら買っておかないといけない本といえるでしょう。ボンゾが亡くなってから30年、ここらでもう一度、ボンゾを通じてロックドラマーとしての我が身をふり返ってみるのも悪くないのではないでしょうか。
もちろん、ジャズドラマーの方もどうぞw